2025.4.17
整形外科での早期診断とリハビリが後遺症を防ぐ鍵

まつもと整形外科では、投薬(鎮痛薬、湿布)や物理療法(電気治療)だけではなく、物理療法(電気治療)とリハビリテーションを組み合わせた治療を行っています。電気治療だけでは、根本的な改善は望めません。人の手を使った手技によるリハビリテーションにて根本的な改善を図っていくことが大切です。
目次
【交通事故後の頭痛】「ただの疲れ」では済まされないかも?~整形外科での早期診断とリハビリが後遺症を防ぐ鍵~
「交通事故から数日後、頭がズキズキ痛むようになった」
「肩や首のこりとともに、慢性的な頭痛が続いている」
「レントゲンは異常なし。でも、首の痛みや肩こり、頭痛が治まらない」
交通事故に遭ったあとに起こる「頭痛」は、単なるストレスや筋緊張ではない場合があります。
症状を放置すると、むち打ち症による後遺症として長期にわたり悩まされることもあるため、早期の受診とリハビリによる適切な治療が大切です。
今回は、交通事故後に起こる頭痛の原因と注意点、整形外科でできる対応、リハビリの重要性について、詳しくご紹介します。
交通事故後に「頭痛」が起こる原因とは?
事故直後はアドレナリンによる影響で身体が興奮状態になっており、痛みを感じにくいことがあります。しかし、数日~1週間ほど経過してから、じわじわと現れてくるのが「むち打ち(頸椎捻挫)による頭痛」です。
【代表的な頭痛の原因】
① 頚部の筋肉・靭帯の損傷
事故の衝撃で首が激しく前後に揺さぶられると、筋肉や靭帯がダメージを受け、炎症を起こします。
この結果、筋緊張型頭痛と呼ばれる、締め付けられるような痛みが現れることがあります。
② 頚椎のズレや神経の圧迫
骨や関節に負担がかかったり、神経に刺激が加わったりすると、頭部に放散するような痛みが出ることがあります。
このようなケースでは、頸性頭痛(けいせいずつう)と呼ばれ、頭の後ろからこめかみにかけて痛みが広がるのが特徴です。
③ 自律神経の乱れ
交通事故によるストレスや神経系への影響で、自律神経が乱れ、頭痛・吐き気・耳鳴り、めまい・不眠といった症状が出ることもあります。

乱れ、頭痛・吐き気・耳鳴り、めまい・不眠といった症状
放っておくと「後遺症」に…こんな症状に注意!
交通事故による頭痛は、放置しておくと数ヶ月以上も続く「慢性化」・「後遺症」につながるおそれがあります。以下のような症状が続く場合は、早急な診断と治療が必要です。
・毎日のように頭痛がある
・天候が悪い日に頭痛が出る
・首や肩が常に重だるい
・痛み止めが手放せない
・集中力が続かず、仕事や家事に支障が出ている
・めまいや吐き気、耳鳴りがある
これらの症状は「気のせい」ではありません。放置すると、後遺症へ発展する可能性があり、早めの対処が大切です。
整形外科での診断が重要な理由
交通事故後の頭痛に対して、ドラッグストアなど市販の頭痛薬で済ませようとする方もいらっしゃいますが、医師による診断を受けることが最優先です。
◎ 医学的検査で状態を把握
当院では、レントゲンやエコー検査などの画像検査を行い、頚椎や腰椎の状態を正確に評価します。
◎ 診断書の発行で保険対応がスムーズに
自賠責保険や任意保険を使った治療には、医師の診断書が必須となります。後遺障害診断書の申請の際は、交通事故の治療経験と実績が豊富な整形外科で記載してもらうことが大切になります。
◎ 医師と理学療法士の連携による包括的ケア
当院では、医師による診断をもとに、理学療法士が一人ひとりの状態に合わせたリハビリを提供。症状の早期改善と再発防止をサポートします。
頭痛の改善には「リハビリ」が効果的
交通事故後の頭痛は、首や肩周囲の筋肉の緊張や関節の不安定性が原因になっていることが多くあります。
当院では、症状に応じて以下のようなリハビリを組み合わせて行っています。
① 徒手療法
首・肩・背中の筋肉の緊張を丁寧にほぐし、血流とリンパの流れを促進します。
② 姿勢改善エクササイズ
猫背やストレートネックなど、頭痛の原因となる不良姿勢を改善するための運動療法を指導します。
③ 生活指導・セルフケアの提案
在宅中の姿勢やストレッチ方法、枕の選び方など、再発予防に役立つアドバイスも丁寧に行います。

頭痛の改善には「リハビリ」が効果的
自賠責保険で治療費は原則「0円」
交通事故による頭痛やむち打ちの治療は、自賠責保険が適用されるため、窓口での自己負担は基本的になく、原則「0円」です。
通院にかかる交通費や休業補償なども保険でカバーされます。
また、当院は交通事故の治療実績が豊富ですので、「どこに連絡したらいいかわからない」という方もご安心ください。全力でサポートします。
まとめ:交通事故後の頭痛は”早期対応”がカギ!
交通事故後の頭痛は、「ただの疲れ」「寝不足かな」で済ませてしまいがちです。
しかし、その背後には首の筋肉や神経、関節に起きた異常が潜んでいる可能性があるのです。
✅ 交通事故後すぐに整形外科へ
✅ 頭痛が続く・悪化する場合は、我慢せずリハビリ治療を受けましょう
✅ 自賠責保険で治療費の心配はありません。安心して通院しましょう
「こんな症状でも受診していいのかな?」と迷う方も、まずは一度ご相談ください。
まつもと整形外科はこれまで交通事故でお怪我をされた方が全国から治療に訪れ、3000人以上の方を救済してきました。交通事故は怪我の治療だけではなく、警察や保険会社の対応も重要になってきます。交通事故の実績と経験が豊富ですので、患者様が治療に専念できるように全力でサポートいたします。
突然の交通事故で、お困り事がありましたら、まつもと整形外科にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております🍀
理学療法士・作業療法士 計26名体制で治療のお手伝いをしています。
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そういった方のために、「まつもと整形外科」が連携している整骨院であれば、施術の許可を行うことができます。
※連携していない整骨院に関しては、当院としては治療そのものに責任を持てないため、並行しての治療はお断りしていますのでご了承ください。

当院では診察の前に、必ず患者様に挨拶をします。
わたしたちがもっとも大切にしていることは、病院という立場ではなく患者様の立場に立って、患者様が本当に必要な治療を提案するということです。
怪我を直すのではなく、患者様を治すということを決して忘れることはありません。
お一人お一人に誠実で素直な心で対応し、人として当たり前の事を忘れることなく、患者様に真摯に向き合い最善の結果を得るため日々邁進しています。






