2025.4.24
ゴールデンウィークは交通事故が多発!?安全運転とリハビリの大切さを考えましょう

まつもと整形外科では、投薬や電気治療だけではなく、物理療法(電気治療)とリハビリテーションを組み合わせることで最善の治療を行っていきます。人の手を使った手技によるリハビリテーションにて根本的な改善を図っていきます。
ゴールデンウィーク(GW)は、多くの方が旅行や帰省、レジャーを楽しむ長期休暇です。この期間は日常を離れて過ごすことができる貴重な時間ですが、実は交通事故の発生件数が急増する時期でもあります。
今回は、なぜGWに交通事故が多いのか、その背景や事故を未然に防ぐためのポイント、そして万が一事故に遭ってしまった場合のリハビリの重要性について、詳しく解説いたします。
目次
なぜGWに交通事故が増えるのか?
1. 車の交通量が急増する
GWは全国的に車の移動が増える時期です。普段は公共交通機関を使う方も、この時期は家族連れや大人数での移動のためにマイカーを利用するケースが多くなります。高速道路や幹線道路の交通量が増加することで、接触事故や追突事故のリスクが高まります。
2. 運転に不慣れな人の増加
普段あまり運転をしない方が長距離運転を行うことで、判断ミスや運転ミスが起きやすくなります。さらに、レンタカーの利用者も増えるため、車両の操作に不慣れなドライバーが多くなる傾向があります。
3. 長時間の運転による疲労
渋滞や移動時間の長さにより、ドライバーの集中力や判断力が低下します。特に夜間や早朝の移動では眠気による事故も報告されており、疲労が原因となる事故が後を絶ちません。
4. 観光地での交通環境の変化
観光地周辺では、普段と異なる交通規制や臨時駐車場の設置、歩行者の急増などにより、事故が起こりやすい環境が生まれます。観光地の周辺では、特に歩行者や自転車との接触事故が多く報告されています。
実際の統計から見るGW中の交通事故
警察庁の統計によると、GW期間中の交通事故発生件数は他の時期と比較しても明らかに多くなっています。特に死傷者数が増加している点が問題視されています。
例えば、ある年のGW(4月末〜5月初旬)における交通事故による死者数は、同年の通常週の約1.5倍にも達しました。事故の主な要因は「安全不確認」「脇見運転」「速度超過」などであり、注意力の低下や焦りによる判断ミスが大きく関わっています。
高齢者や子どもが巻き込まれやすい交通事故にも注意を
ゴールデンウィークの交通事故で特に注意したいのが、高齢者や子どもが関わるケースです。この時期は家族での外出が増えることもあり、普段はあまり出歩かない高齢者や、交通ルールにまだ不慣れな子どもたちが外出する機会も多くなります。
高齢者が巻き込まれる事故
高齢者は加齢によって視力や聴力、判断力、反射神経が低下していることが多く、横断歩道を渡る際や道路を歩行する際に、車との距離感を誤ってしまうケースが目立ちます。また、運転者が高齢者の場合、ブレーキとアクセルの踏み間違いといった操作ミスが原因の事故も報告されています。
さらに、事故後の回復力が若年層に比べて低いため、軽度の事故でも入院や長期の治療が必要となることも多く、家族や周囲への負担も大きくなります。
子どもが巻き込まれる事故
子どもは体が小さく、視野も狭いため、車の死角に入りやすいという特性があります。特に駐車場や住宅街などでは、急に道路へ飛び出してくることもあり、ドライバーがとっさに対応できず接触事故につながることがあります。
また、子どもは「止まっている車は安全」と思い込みがちで、エンジンがかかっていても動かない車の前を平気で横切ってしまうこともあります。保護者や大人が常に目を配ることが求められます。
家族みんなで交通安全を意識することが大切
GWのような大型連休では、運転者だけでなく、歩行者側も事故リスクに対する意識を高めることが重要です。外出前に家族全員で交通ルールやマナーを再確認したり、見通しの悪い交差点では必ず一時停止して左右を確認するなど、基本的な行動を徹底するだけでも事故の多くは防ぐことができます。
また、子どもには分かりやすい言葉で交通安全を教えること、そして高齢の家族がいる場合は、無理な移動計画を避けて安全なスケジュールを立てることも大切です。

家族みんなで交通安全を意識することが大切
万が一交通事故に遭ってしまったら
交通事故に遭ってしまった場合、外傷の有無にかかわらず、必ず医療機関を受診することが大切です。特に軽い追突事故などでは、事故直後は痛みや違和感を感じなくても、数日経ってから首や腰に痛みが出る「むち打ち症(頸椎捻挫)」などの症状が現れることがあります。
また、打撲や骨折といった外傷だけでなく、精神的なショックや不安障害を伴うケースも少なくありません。事故後は体だけでなく心のケアも重要です。
リハビリの重要性
事故後のリハビリは、後遺症の予防や日常生活への早期復帰を目指すうえで非常に重要な役割を果たします。特に、以下のようなケースではリハビリが強く推奨されます。
・むち打ち症や頸椎捻挫
事故後によくみられるこの症状は、筋肉や靭帯の損傷により、首の可動域が制限されたり、痛みが長引いたりすることがあります。徒手療法や温熱療法、ストレッチなどのリハビリを行うことで、筋肉の緊張を緩和し、症状の改善が期待されます。
・骨折や打撲後の機能回復
骨折の治療後には、関節の可動域が制限されたり、筋力が低下したりすることがあります。適切なリハビリを通して、機能を取り戻し、再発予防につなげることができます。
・腰痛や膝痛など慢性化しやすい症状
事故をきっかけに慢性的な痛みに移行することもあります。特に腰や膝は、事故の衝撃によってダメージを受けやすく、日常生活に大きな支障をきたすことがあります。リハビリでは、体の使い方や姿勢の改善を通して根本的な解決を目指します。

交通事故後の初期治療が遅れると、疼痛が慢性化することにつながります
リハビリは「通院継続」が鍵です
事故後の症状は一時的に良くなっても、再び悪化することがあります。そのため、自己判断で通院をやめず、医師や理学療法士と相談しながら、症状が安定するまでしっかり通院を続けることが大切です。
リハビリを通じて、痛みの軽減だけでなく、再発の予防や生活の質の向上を目指しましょう。
まとめ:GWは安全第一で!事故後は早めのリハビリを
ゴールデンウィークは心も体もリフレッシュできる貴重な期間ですが、その分、交通事故のリスクも高まる時期です。ご自身だけでなく、大切なご家族や周囲の方々の安全を守るためにも、十分な休憩と集中力を保った運転を心がけましょう。
そして、万が一事故に遭ってしまった際には、早めの受診とリハビリが、後遺症を残さないために非常に重要です。リハビリは「治す」だけでなく、「再発を防ぎ、生活の質を高める」ための大切なプロセスになります。
まつもと整形外科はこれまで交通事故でお怪我をされた方が全国から治療に訪れ、3000人以上の方を救済してきました。交通事故は怪我の治療だけではなく、警察や保険会社の対応も重要になってきます。交通事故の実績と経験が豊富ですので、患者様が治療に専念できるように全力でサポートいたします。
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【参考文献】
・福岡県警察,交通事故統計資料 https://www.police.pref.fukuoka.jp/kotsu/kotsukikaku/toukei/057.html?utm_source=chatgpt.com
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