2025.10.16
交通事故後に吐き気・頭痛…それ、危険なサインかもしれません

久留米市安武町にある「まつもと整形外科」は、交通事故治療で毎年1000名以上の治療実績があります。
目次
はじめに:事故直後は「なんとなく体調不良」が出やすい
交通事故後は外観的には傷や怪我がなくても、時間が経ってから「なんとなく気持ちが悪い」「頭がズキズキする」などの体調不調に悩まされることがあります。特に吐き気や頭痛は、「まあ時間が経てば治るだろう」と軽視されがちですが、放置すると慢性的な頭痛に移行することがあります。
今回は、なぜ事故後に吐き気や頭痛が起こるのかを理解し、交通事故治療に精通した整形外科、交通事故治療に実績のある整形外科の受診を勧める理由について解説します。
なぜ事故後に吐き気・頭痛が起きるのか? 主なメカニズム
交通事故という強い衝撃では、外観的に傷がなくても身体のさまざまな組織が損傷を受けます。吐き気・頭痛は、次のような原因で発生します。
1. むち打ち症(頚椎捻挫)による影響
事故時、首が前後に激しく揺さぶられることで頚部(首の骨・関節・靭帯・筋肉)が傷つきます。これを「むち打ち症(頚椎捻挫型を含む)」と呼びます。頸部の炎症や筋緊張、神経への刺激が、頭痛や吐き気、めまいなどを引き起こすことがあります。
たとえば、頸椎を通る自律神経や交感神経系が過緊張状態になると血流や脳循環にも影響を及ぼし、「頭痛」「めまい」「吐き気」などを伴うケースも報告されています。
2. 脳・神経系の揺さぶられる
事故の衝撃が頭部へ伝わり、脳が微細に揺らされることがあります。CT や MRI では異常が発見されにくいケースもあり、頭痛・吐き気・集中力低下などの症状が長引くことがあります。
3. 精神的ストレス・自律神経の乱れ
事故という強いストレス体験が、自律神経(交感神経・副交感神経)のバランスを不安定にします。これにより、頭痛・吐き気・めまい、不眠といった体調不良が増強されることがあります。
こうした症状を放置するとどうなるか?
吐き気・頭痛を放っておくと、次のようなリスクを抱えかねません。
・慢性化(後遺症)
頭痛やめまいが慢性化して後遺症として残る。
・後遺障害の認定を受けられないリスク
きちんと定期的に整形外科へ通院していないと、交通事故と症状との因果関係を証明できないために後遺障害申請書を作成できなかったり、後遺障害認定を申請しても否認されるリスクが高まります。

頭痛やめまいが慢性化
どの診療科を受診すべきか?なぜ整形外科が重要か?
交通事故後、不調が出たとき「とりあえず近所の整骨院・接骨院」に行く人もいますが、整骨・接骨院は医療機関ではないために検査ができませんし、診断書の発行ができません。交通事故と症状の因果関係を明らかにしたり、後遺障害診断書を作成するうえでは、医師の診断や 検査が必須になります
また、自賠責保険を利用して治療する場合にも同様で、医療機関を受診して、診断するのが必須になります。後々、後悔しないように交通事故に遭ったら整形外科を受診して、整形外科で診断を受けて、整形外科で治療を受けましょう。
整形外科でできること
1.画像検査(レントゲン・エコー検査)
骨・関節・軟部組織・神経などの状態を把
2.診断・鑑別
打撲、骨折、むち打ち、頸椎椎間板変性、神経障害などの評価
3.診断書の発行
自賠責保険を利用して治療を行う際は医療機関を受診しなければいけません
4.薬物治療・理学療法・リハビリ
鎮痛薬、湿布、物理療法、リハビリで治療を行います
5.後遺障害診断書の作成
後遺障害診断書は医療機関の医師しか作成できません
具体的なリハビリ内容とは?
1. 温熱療法(ホットパック)
患部を温めることで、筋肉のこわばりをほぐし、血行を促進します。首や肩の緊張が原因となっている頭痛や吐き気を軽減するのに効果的です。
2. 電気療法(低周波・干渉波)
痛みのある部位に電気を流して、筋肉の緊張を緩めたり、神経の興奮を抑えたりします。むち打ち症状や神経由来の痛みに対してよく使用されます。
3. 手技療法(マッサージ・ストレッチ)
理学療法士によるマッサージやストレッチで、筋肉や関節の柔軟性を回復させます。首や肩のコリ、緊張性頭痛の軽減に効果があります。
4. 運動療法(可動域訓練・姿勢改善運動)
首や肩の可動域を広げる運動や、姿勢を正すための軽い筋トレを行います。再発防止や慢性症状の予防に有効です。

「人の手」による施術を重要視しています
受診を迷っている方へのアドバイス:交通事故にあった場合、いつ受診すべきか?
以下のようなときは、躊躇せず整形外科を受診しましょう
・首や肩に痛みがある、張りがある、重だるさがある
・頭痛、吐き気、めまいがある
・症状が 徐々に強くなっている・改善しない
・手足が痺れる
・しっかり整形外科で治療を受けたい
「交通事故の症状を軽くみてはいけない」
事故後の頭痛や吐き気が「しばらくしたら治るだろう」と思ってそのままにしていませんか? その判断が、後遺症や慢性的な症状を招くことがあります。
頸椎(首)や神経、脳に対するダメージの可能性を正しく評価できるのは、医師しかできません。特に交通事故直後は、痛みや不調を感じにくいこともあるため、自己判断で放置するのは危険です。
交通事故治療に精通している整形外科、交通事故治療に実績のある整形外科を受診しましょう!!
まつもと整形外科はこれまで交通事故でお怪我をされた方が全国から治療に訪れ、5,000人以上の方を救済してきました。交通事故は怪我の治療だけではなく、警察や保険会社の対応も重要になってきます。交通事故の実績と経験が豊富ですので、患者様が治療に専念できるように全力でサポートいたします。
突然の交通事故で、お困り事がありましたら、まつもと整形外科にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております🍀
理学療法士・作業療法士 計26名体制で治療のお手伝いをしています。
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連携整骨院紹介

整形外科(まつもと整形外科)で治療したいけれど、仕事や学校の都合で診療時間に間に合わずお困りの患者様もいらっしゃると思います。
そういった方のために、「まつもと整形外科」が連携している整骨院であれば、施術の許可を行うことができます。
※連携していない整骨院に関しては、当院としては治療そのものに責任を持てないため、並行しての治療はお断りしていますのでご了承ください。

当院では診察の前に、必ず患者様に挨拶をします。
わたしたちがもっとも大切にしていることは、病院という立場ではなく患者様の立場に立って、患者様が本当に必要な治療を提案するということです。
怪我を直すのではなく、患者様を治すということを決して忘れることはありません。
お一人お一人に誠実で素直な心で対応し、人として当たり前の事を忘れることなく、患者様に真摯に向き合い最善の結果を得るため日々邁進しています。






