2026.2.26
【久留米市の整形外科専門医が解説】交通事故治療における整形外科と整骨院の違いとは?併用のメリットと注意点

【執筆者情報】 この記事は、福岡県久留米市安武町の「まつもと整形外科」院長 松本淳志(整形外科専門医)が監修・執筆しています。交通事故によるむちうちやケガの治療、リハビリテーションについて、医学的な見地から正しい情報をお届けします。
久留米市安武町にある「まつもと整形外科」は、交通事故治療で毎年1000名以上の治療実績があります。
目次
はじめに:交通事故後、どこで治療を受けるべきかお悩みの方へ
交通事故に遭われた受傷直後は、突然の出来事でパニックになり、「首や腰が痛いけれど、どこに相談すればいいのだろう?」「整形外科と整骨院、どちらに行けばいいの?」と迷われる方が非常に多くいらっしゃいます。
特に、交通事故によるケガで最も多い「むちうち(頸椎捻挫)」などは、事故直後は痛みがなくても、数日経ってから首や腰の痛み、手足の痺れ、頭痛、吐き気となって現れる特徴があります。適切な初期治療を行わないと、後遺症として長年苦しむことになりかねません。
久留米市周辺で交通事故に遭われた方へ向けて、今回は「整形外科と整骨院の決定的な違い」について、整形外科専門医の視点から詳しく解説いたします。
整形外科と整骨院の「決定的な違い」とは?
整形外科(病院・クリニック)は医療機関ですが、整骨院(接骨院)は医療機関ではないことが根本的に異なります。整形外科(病院・クリニック)で行う治療は医療行為になりますが、整骨院(接骨院)で行う治療は医療ではなく、医療類似行為になります。
【整形外科(病院・クリニック)】
・資格: 医師(国家資格)
・特徴: 医学的根拠に基づいた「診断」と「治療」を行う医療機関です。
・できること:
◦レントゲン、エコー(超音波)、MRIなどを用いた「画像検査」と「診断」
◦痛み止めの処方、湿布の処方、注射などの「投薬・医療行為」
◦警察や保険会社に提出する「診断書」の作成
◦後遺症が残った場合の「後遺障害診断書」の作成
【整骨院(接骨院)】
・資格: 柔道整復師
・特徴: 柔道整復術に基づいた「施術」を行う施設です。
・できること:
◦手技療法(マッサージ、ストレッチなど)

交通事故に遭ったら、絶対に「まずは整形外科」を受診すべき3つの理由
交通事故に遭った場合は、必ず「一番最初」に整形外科を受診してください。 これには、患者様ご自身の体と権利を守るための重要な理由があります。
① 警察へ提出する「診断書」が必要だから
交通事故を「物損事故」から「人身事故」へ切り替えるためには、警察に「医師の診断書」を提出する必要があります。整骨院では診断書を発行できないため、人身事故への切り替えができず、後々適切な補償(治療費や慰謝料など)を受けられなくなるリスクがあります。
② 隠れた骨折や神経損傷を見逃さないため
むちうちだと思っていたら、実は微小な骨折があったり、神経を損傷していたりするケースは少なくありません。これはレントゲンやエコー、MRIなどの画像検査を行わなければ発見できません。まずは医師による正確な診断が不可欠です。
③ 事故とケガの「因果関係」を証明するため
事故から日数が経ってから初めて医療機関を受診した場合、保険会社から「その痛みは本当に事故のせいですか?」と疑われ、治療費の支払いが認められないことがあります。事故後1週間以内には、必ず整形外科で初診を受け、記録(カルテ)を残すことが重要です。
なぜ、整形外科と整骨院(接骨院)の「併用」が起きるのか?
「まずは整形外科で診断を受ける」ことが重要とお伝えしましたが、それではなぜ、整形外科だけでの治療ではなく、整骨院(接骨院)と併用する場面が出てくるのでしょうか。
①整形外科と比べて整骨院(接骨院)の方が夜遅くまで営業しています。そのため、仕事や学校で整形外科へ通院が間に合わない方が整骨院での治療を希望する場合があります。
②受診した整形外科が電気治療や投薬だけで、手技での治療ができなかった場合があります。
まつもと整形外科ならではの強み:「連携整骨院」とのスムーズな治療体制
当クリニック「まつもと整形外科」では、患者様が本当に必要な治療を受けられるよう、患者様の立場に立った治療プランを提案しています。
一般的な整形外科では、整骨院への併用(同意)が難しいケースも少なくありません。しかし当院では、仕事や学校の都合で当院の診療時間に間に合わない方には提携整骨院であれば併用治療の許可を出すことが可能です。
(※連携していない他院の整骨院に関しては、治療方針の相違や責任の所在が不明確になるため、並行しての治療はお断りしておりますのでご了承ください。)

併用する際の「絶対ルール」と注意点
最後に、整形外科と整骨院(接骨院)を併用して交通事故治療を進める上で、保険会社や後遺障害でのトラブルを防ぐための重要なルールをお伝えします。
・必ず「医師の許可(同意)」を得ること
自己判断で勝手に整骨院(接骨院)に行かないこと。
・週に1回は必ず「整形外科」で治療すること
整骨院ばかりに通い、整形外科への通院が途絶えてしまうと、医師は「現在の経過」がわからなくなります。その結果、保険会社から「治療の必要なし」と判断され、早期に治療費が打ち切られてしまう危険性があります。また、何らかの後遺障害が残った場合にも後遺障害診断書を作成できなくなります。
・主治医はあくまで整形外科の医師であることを忘れないでください。
・後遺障害の申請には「継続的に整形外科へ通院すること」が必須
万が一、治療を続けても痛みが残ってしまった場合(後遺障害)、その申請手続きである「後遺障害診断書」を書けるのは医師のみです。定期的な通院実績がないと、適正な等級認定を受けることが難しくなります。
まとめ:一人で悩まず、まずは「まつもと整形外科」へご相談を
交通事故の治療は、お身体の痛みという肉体的な苦痛だけでなく、保険会社とのやり取りなど精神的なストレスも大きくかかります。
「今の治療だけで本当に良くなるのだろうか?」 「仕事が忙しくて通えないけれど、どうすればいい?」 「慰謝料や治療費の仕組みがわからない…」
このようなご不安を抱えている方は、一人で悩まず、まずは福岡県久留米市の「まつもと整形外科」へお気軽にご相談ください。
「ケガを直す」だけでなく、「患者様を治す」ための最善のサポートをチーム一丸となって提供いたします。
突然の交通事故で、お困り事がありましたら、まつもと整形外科にご相談ください。
スタッフ一同お待ちしております🍀
理学療法士・作業療法士 計26名体制で治療のお手伝いをしています。
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連携整骨院紹介

整形外科(まつもと整形外科)で治療したいけれど、仕事や学校の都合で診療時間に間に合わずお困りの患者様もいらっしゃると思います。
そういった方のために、「まつもと整形外科」が連携している整骨院であれば、施術の許可を行うことができます。
※連携していない整骨院に関しては、当院としては治療そのものに責任を持てないため、並行しての治療はお断りしていますのでご了承ください。
交通事故に遭ったらまずは「まつもと整形外科」へ

当院では診察の前に、必ず患者様に挨拶をします。
わたしたちがもっとも大切にしていることは、病院という立場ではなく患者様の立場に立って、患者様が本当に必要な治療を提案するということです。
怪我を直すのではなく、患者様を治すということを決して忘れることはありません。
お一人お一人に誠実で素直な心で対応し、人として当たり前の事を忘れることなく、患者様に真摯に向き合い最善の結果を得るため日々邁進しています。








