2025.2.17
交通事故後の痛み…放置すると危険?早めの受診が大切な理由

まつもと整形外科では、投薬や電気治療だけではなく、物理療法(電気治療)とリハビリテーションを組み合わせることで最善の治療を行っていきます。人の手を使った手技によるリハビリテーションにて根本的な改善を図っていきます。
交通事故に遭った直後は、気が動転してしまい、アドレナリンの影響もあり痛みをあまり感じないことがあります。しかし、数時間後や翌日になってから痛みが出ることも少なくありません。「大したことはない」と自己判断してしまうと、後々、重い後遺症が残る可能性があります。本記事では、交通事故後の痛みを放置するとどうなるのか、そしてなぜ早めに医療機関を受診することが重要なのかを解説します。
交通事故後に痛みが出るのはなぜ?
交通事故の衝撃は想像以上に大きく、身体に傷や打撲痕がなくても身体には多くの負担がかかります。交通事故直後はアドレナリンが分泌され、一時的に痛みを感じにくくなることがあります。そのため、すぐに症状が出なくても、時間が経つにつれて筋肉の炎症や神経の損傷が明らかになり、痛みが現れることがあります。
事故後に起こりやすい症状
- むち打ち症状(専門用語では頸椎捻挫、外傷性頸部症候群)
-
首から肩に広がる痛み
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腰の痛み
- 手足の痺れ
- 頭痛、吐き気、めまい
- 気分不良、睡眠障害、イライラする、神経質になる
痛みを放置するとどうなるのか?
① 慢性化しやすくなる
交通事故後の痛みを軽症と思って放置すると、慢性的な痛みへと移行する可能性があります。特に、むち打ち症は適切な治療を受けないと、長期間にわたる首の痛みや肩こり、片頭痛の原因となります。
② 可動域が狭くなる
筋肉や関節に損傷がある場合、放置することで筋肉が固まり、動きが悪くなることがあります。特に、首や腰の痛みをそのままにしておくと、関節の可動域が狭くなり、日常生活に支障をきたします。
③ 後遺症が残るリスクが高まる
交通事故によるケガは、適切な治療を受けなければ後遺症として長期間続くことがあります。特に、神経のダメージを受けている場合は、しびれや感覚異常が続き、元の状態に戻るのが難しくなることもあります。
④ 保険の補償を受けられなくなる可能性
交通事故の治療費は自賠責保険や任意保険で自己負担金が無く(窓口負担0円)で治療できます。交通事故から時間が経ってしまうと「事故との因果関係が不明」と判断され、自賠責保険や任意保険の補償が受けられないこともあります。交通事故後すぐに受診し、医師の診断書をもらっておくことが大切です。

交通事故後の初期治療が遅れると、疼痛が慢性化することにつながります
交通事故後の初期治療が遅れると、疼痛が慢性化することにつながります
早めの受診が大切な理由
① 早期治療で回復が早まる
ケガは早く治療を開始するほど、回復も早くなります。炎症がひどくなる前に適切な処置を受けることで、痛みを最小限に抑え、後遺症を防ぐことができます。
② 専門医の診断で安心できる
自己判断で「大丈夫」と思っていても、整形外科専門医による診察やレントゲン検査を受けることが大切です。適切な診断を受けることで、安心して治療に専念できます。
③ 自賠責保険や任意保険の補償のための証拠になる
交通事故後に医療機関を受診し、診断書を取得しておくことで、保険会社との交渉がスムーズになります。事故後にすぐ受診しなかった場合、「本当に事故によるケガなのか」「交通事故との因果関係が不明」と疑われる可能性もあるため、早めの受診が重要です。
④ リハビリを適切に受けられる
交通事故のケガは、リハビリが重要です。整形外科では、リハビリを通じて関節の可動域を回復させたり、痛みを軽減させたりする治療を行います。特にむち打ち症による首の痛みや腰痛の場合、適切なリハビリが後遺症を防ぐ鍵となります。

事故直後に症状がなくても、まずは受診しましょう
交通事故後の受診の流れ
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交通事故に遭ったら、警察に連絡する
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痛みがなくても、できるだけ早く整形外科を受診
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整形外科を受診し、レントゲン検査や診察を受ける
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警察へ提出用の診断書を発行してもらう。
-
首や腰の痛みがあれば、きちんと整形外科でリハビリを受けて治療を行う
まとめ
交通事故後の痛みを放置すると、慢性的な痛みや後遺症が残るリスクが高まります。事故直後は痛みを感じにくいこともありますが、時間が経つにつれて症状が現れることが多いため、「痛みがないから大丈夫」と思わずに、必ず早めに医療機関を受診しましょう。
整形外科では、専門的な診察と適切な治療を提供し、交通事故後の後遺症を防ぐサポートを行っています。事故に遭ってしまったら、まずは医療機関で診てもらい、適切な治療を受けることが健康回復の第一歩です。
まつもと整形外科はこれまで交通事故でお怪我をされた方が全国から治療に訪れ、3000人以上の方を救済してきました。交通事故は怪我の治療だけではなく、警察や保険会社の対応も重要になってきます。交通事故の実績と経験が豊富ですので、患者様が治療に専念できるように全力でサポートいたします。
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